入間川サイクリングロード・豊水橋〜初雁橋

木枯らしめんどくせ

オレの中での基本コース、マイ・ベーシック・ルート、すなわちMBRを往復した。自宅→豊水橋→入間川サイクリングロード→初雁橋で折り返す、往復30kmだ。
入間川サイクリングロードに入ったとたんに、風が強くてげんなりする。つうか風が強い中、走ったことねーし。やだもんつらいから。と避けていたし、冬場にまともに走った経験がなく、木枯らしってヤツに遭遇したこともない。
でも今日はまさに木枯らしが吹きまくっていて、たまに強い横風がビュウと吹くとグラッと前輪が持っていかれる。それはそれでスリリングで、面白かった。

体力ガタ落ち

足は日に日に復調していくのが分かる。髄内釘を入れた時は、数ヶ月間は結構しんどかったけど、抜いた今回は、1ヶ月経たないのにもうほとんど問題ないレベルに復活している。ペダリングしてるとヒザがシミシミッと軽く痛むぐらいかな。
けど、たった数日の入院でも、基礎体力がガタ落ちしてやがんの。そっちの方が問題だ。ゼーハーいいながらメーターを見ると、今までより2、3km/hは落ちてる感じ。クッソー! むかつくぜ!!

オジサンとの出会い

初雁橋のベンチで休んでいたら、オジサンに話しかけられる。41歳のオレから見てオジサンなワケだから、結構なオジサンだ。ウインドブレーカー上下にスニーカー、頭には毛糸の帽子。サングラスもない。「あり合わせでとりあえず走ってみてます」という様子に、好感持ちまくり。だってオレと同じだもーん。
オジサンは「買ったばっかりでよく分かんなくて」と言いつつ、白赤のロードバイクを見せてくれた。なかなかカッコいい。
オジサンもオレのTREK2.1を見て「カッコいいですね」と言ってくれる。お互いロードバイクのことはよく分からないから、「カッコいいですね」「いやいや、そちらこそカッコいいですよ」の応酬で話は終わる。それでいいのだ。

オジサンとの走り

オジサンは、オレが戻る方向に行きたそうだったので、人見知りのオレとしては最大級の勇気を振り絞って、「ご一緒しますか?」と言ってみる。「ああ、ぜひ。でも私は遅いから、気にせず行ってくださいね」とオジサン。そんなわけで一緒に走ることにした。
人を後ろにつけて走ったことなんかないから、どうしたらいいのかまったく分からない。聞いた話にもとづき、何となく後ろを気にしながら走ってみると、どうもオジサンは20km/hぐらいがちょうどいいペースのようだ。
かといって、そのペースで走っていても進展がないじゃん? と、思ったオレは、エラソーに「ちょっと引っ張ってあげようかな」と、アベレージを23km/hぐらいに設定して走ってみる。オジサンもしっかり着いてくる。が、ちょっとした上りでギュイーンと離れてしまった。
振り返ると、「私のことは、気にせずに、先に、行っちゃって、くださーい!」と叫ぶオジサン。意外と距離が開いてしまっていた。「ハーイ!」と返事をしつつ、ホントになりふり構わず先に行っちゃうのもおとなげないので、何となくゆっくり走って豊水橋に着いた。

オジサンとの別れ

ほどなくオジサン到着。しばし談笑して別れる。「運動不足だから」と自転車に乗り始めたオジサン。お互いに自転車のことは全然分かんないけど、交わし合った「またどこかで!」「お気を付けて!」という挨拶が気持ちよかった。
豊水橋から家まではちょっとした上りがあるが、アウターギアのまま20km/hぐらいで上り切れた。悪くねーぞ。うーし、この調子でMBRレーニングを重ねて、早いとこ名栗湖に再アタックしてぇぜ!

Tm Dst Av Mx
1:16'22 30.05km 23.6km/h 49.0km/h

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