拭き掃除&チェーン注油

たった1300km

オレのTREK2.1は2009年8月に購入したが、細々と乗っているもんでまだ1300kmしか走っていない。1300km「しか」である、「しか」。鹿だよ鹿。中学生の時、修学旅行で行った奈良で鹿に1000円札食われたことは死ぬまで忘れない。
鹿し。あいや、しかし。自分がこの世界に足を踏み入れる前に「1年半で1300km」と聞いたら、その瞬間に泡吹いて気ィ失って死んでしまいそうなぐらい途方もない距離だと感じただろう。それが今や「たった1300km」である。ロードバイク乗りにとって、走行距離は文字通りマイルストーンなのだ。

ロードバイクは繊細くん

そんなわけでオレの手と足で大事大事に育てられた箱入り息子だか娘のTREK2.1なので、ピカピカのカピカピである。特に不具合もないし、異音もなく、何の問題もない。
一度、ちょっとだけ前後ディレーラーの調整をしたぐらい。特にフロントディレーラーから音がするようになって、見たら取付部が緩んでいたので掃除がてら外してみたら、戻すのにえれぇ苦労した。
すんげー繊細なんだ、ロードバイクって。フロントディレーラーで言えば、取り付けのちょっとした角度とか、ワイヤーのちょっとした張り具合で、変速フィーリングにめっちゃ影響する。「てめ繊細すぎんだよ! もうちょっとシャキッとしやがれ!」としばきたくなるのを必死に堪えて、ちょびっとずつ、いじましく、慎ましやかに、ボルトを回したり締めたりするのだ。

触らぬロードバイクに祟りなし

決まった時もカッチリした手応えがあるわけじゃないから、「これでいいのかな」「ホントに合ってるのかな」と、常に不安が残る。繊細くんはめんどくせーから、なるべくいじりたくないというのが本音だ。
というわけで、「異音が発生しませんように」とか「トラブルが起きませんように」と祈るばかりである。そして万一トラブッたら、速攻プロショップに持って行ってやろうと思っている。

結局はエンジン次第

そうは言っても、拭き掃除とチェーンへの注油ぐらいはしてもいんじゃね? というわけで、本日久々に敢行。車体は拭き掃除をしてからぜいたくにプレクサスで磨き上げ、チェーンはパーツクリーナーで掃除してからフィニッシュライン・テフロン プラスルーブ ドライを注油した。
……なーんつって、分かってる人みたいでカッコいいけど、やってることは合ってるんでしょうか? 全然分かんね。元がキレイなもんだから、あっという間に終了した。
しかし、ロードバイクっつうのはカッコいい。エンジン、しっかりしなくちゃなあ。

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